情報データ科学部生にオススメする学びとは?
データサイエンスを生業とするために学んでおくべきカリキュラムはこちらです。
・デザイン思考:実社会課題解決プロジェクトA〜D
・人間中心設計:デザイン情報学I〜II
・統計処理:情報統計学、多変量解析、数理統計学
・対人力:
対人力については、学校生活やプライベートの時間に身に付けることができます。あえてカリキュラムを挙げるなら
実社会課題解決プロジェクトなどチームやアドバイザとして参画している企業の方と接する中で学んでいけるかと思います。
ちなみに
対人力に関して、私自身が子供の頃から人と接することへの苦手意識を持っていて、そこをなんとかしたいという動機から、今の分野の研究にも繋がっています。
例えば主張が異なる場合に、相手なりの理由があると考えられるかどうか、あるいは自分の意見を主張してしまうのか。
こういうときに相手の理由を冷静に考えられるようになれるかが対人力。
当事者意識を持ち、課題に向き合えることができるか。「問題は我にあり」と考えられることが非常に大切です。
学生へのメッセージ
データサイエンスは目的ではなく手段です。社会を良くするための手段として上手にデータサイエンスを活用してほしいと思います。
社会でデータ活用が進むとデータ偏重指向が高まる可能性がありますが、データ社会のためにデータを活用するだけではなく、人間の生活をより良くするために
データを活用しつつ人間中心の考え方も大切して下さい。
私自身も、そういった理念を持ち仕事をすることが重要であり、大事にしています。
そして、同じ理念を持つ人たちと仕事をしていきたいと思っています。